あなたの手はセラピスト向き?
セラピストの仕事は、手を中心に自分自身の身体を使っての施術がメインになります。
興味はあるけど自分にできるかな?向いているかな?と気になっておられる方へ、今回は“セラピストに向いている手“についてお伝えしようと思います。
“セラピストに向いている手”とは?
- 1. 手の感覚が鋭い
- 2. 適度な筋力と柔らかさがある
- 3. 手が温かい
- 4. 手のケアが行き届いている
- 5. 手のサイズを自身の強みにできる
1. 手の感覚が鋭い
手の触覚が敏感で、微細な感覚を感じ取ることができる手が向いています。もみほぐしだけでなく、アロマトリートメントや足裏の施術を行う上で重要な要素です。
最初は感覚がわからない人がほとんどですが、様々なお客様のお身体に触れる中で、磨かれていくので安心してください。
2. 適度な筋力と柔らかさがある
適度な筋力があり、当たりの柔らかさを持つ手が理想的です。長時間にわたって施術を行うためには、手の筋肉がある程度発達して、持久力があることが求められます。
元々の筋肉がなくても、セラピストになってから、毎日のちょっとした手の筋トレで鍛えることが可能です。
3. 手が温かい
手が温かいことは、それだけでお客様のリラックス効果を高めます。温かい手で触れることで、お客様はは安心感を得やすくなります。
冷え性の方でも施術前に手浴で温めたりはもちろん、身体を冷やさない、温かいものを摂る等、日々の生活に気をつけて体質改善も意識することが、自身の健康にも繋がる大事な要素です。
4. 手のケアが行き届いている
手の清潔さと健康管理ができていることが重要です。定期的に手のケアを行い、乾燥や傷を防ぐことが求められます。
手全体はもちろん、爪や甘皮でお客様のお身体を傷つけないように、こまめにやすり等で整えることも重要です。
5. 手のサイズを自身の強みにできる
手のサイズは大きくて肉厚であれば、お客様に包み込まれるような安心感を与えることができます。
手が小さくて指が細い方は、ピンポイントで効かせることができます。ご自身の手の形や当たり方を理解しておけば、強みを活かした施術ができるかと思います。
気持ちは手から
セラピストとして成功するためには、これらの身体的特性だけでなく、心身のバランスやストレスのセルフコントロール、お客様や一緒に働くスタッフとのコミュニケーションスキルも重要です。
手の特性は一部に過ぎませんが、適切な手の特性を持つことは、セラピストとしてのパフォーマンスを向上させるために役立ちます。
セラピストになりたての頃は、連続で施術に入ったりすると、誰しも指が痛くなったり、指が固くなる時期がありますが、手のストレッチやハンドケア等日々のセルフケアを行うことで、疲労を軽減し、痛みを抑えることができます。
セラピストを長く続けていくためには、手の疲労を適切に管理できることも重要です。
トライでは、指や身体が痛いという時には、インストラクターによる身体のケアや、施術のフォームを修正する研修を迅速に行い、セラピストが長く健康に働ける環境をサポートしています。
この記事を読んで、自分の手はセラピスト向きかも!と思えた方、あまり当てはまらないかも…と思われた方も、誰かを癒したいという気持ちが何より大切です。
気持ちは手からお客様に伝わります。まずはやってみたいという気持ちを持って、一歩を踏み出していただければ嬉しいです。
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